精神安定剤と睡眠薬と
そんなものに頼る生活は僕の望むところではない
睡眠時に心悸高進が起こって左右どちらを枕にしても拍動が聴こえて眠れぬ
就眠中は多量の発汗があって頭部から(比喩ではなく)瀧の様に汗が滴る(妻が枕がおねしょうしていると表現するほどぐしょぐしょになる)
医者は一言「悪い夢でも見ているんでしょう」――
自律神経失調症と言えよ(実際に処方された薬物はそうなんだから)――
日常的に左の手に震顫が起こり
左の耳鳴りは極度に高くなった
睡眠薬も処方された
しかし――
こいつだけは死んでも飲むまいと決めている――
S君よ、君に書かなかったそれが――今の僕の――小康状態の近況である――
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