新編鎌倉志巻之二 江亭記 校訂補注完了
「新編鎌倉志巻之二」の、「江亭記」(江戸城を築城した太田道灌と親交が深かった正宗龍統が記したもの)の校訂を終了した。荏柄天神の神宝として引用されたものだが、膨大な注となった。語句の解説等には不満足な部分もあるが、これ以上、これに拘ると先へ進まない。鎌倉の荏柄天神の神宝というだけであって、実はその内容自体は鎌倉とは無関係なものであるから、ここまでとしたい(僕自身、十分に意味を読み取れない部分も残っているので、将来的には補注の増補を考えてはいる。それが一年後になるか、数年後になるかは分からない)。悪しからず。それでも「新編鎌倉志」版「江亭記」訓読と「江戸名所図会」版「江亭記」(正字版)訓読のネット上同時公開は、相応に価値あるものと考えている。
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