原発是非と憲法変改の国民投票を即刻同時に行え! オレはふざけてなんかいネエ!!
菅原文太に先を越されたから、今さらの感があるが、僕はイタリアの原発見直しの国民投票の結果を受けて、その元凶である日本こそが国民投票をすべきだと、あのイタリア国民投票の圧倒的原発ノーの報道の朝に痛感した。それはあの日、教え子たちに授業でも言った。教え子たちが、僕の言の菅原文太を真似たのではないことを証明して呉れるはずである。
さて、僕が護憲であり乍ら、憲法の「改正」の国民投票に大いに賛成することは以前にも書いたから繰り返さない。
そうだ。
僕は憲法「改正」の国民投票を望んでいる誰かのように、OKなのだ。
しかし、その前に――
いや、一緒でいいじゃあネエか!――
世界を不安のドン底に陥れたこの原発の事故を受けて――イタリアの国民投票を受けて――誠実な人間であるならば、どう考えたって、まず原発の是非を問う国民投票をせねばならネエ!
いやさ、どこかの、憲法「改正」+ポスト政権を狙ってる奴らに告ぐ!
二回の国民投票は面倒だ――
ずっと誰かさんがやりたくてやりたくてたまらなかった、あの憲法「改正」の国民投票と一緒に今
――(「七人の侍」の長老風に)「やるベシ!」
その結果? いいさ、それが今の「日本人」とは如何なる存在であるかを、確かに示すであろうじゃないか。
――さあ、やろう!
原発の是非と憲法変改の是非と!
その国民投票を!!!
――僕は、その結果を受け入れる。
――僕は日本語しか喋れない。
――福島第一が――いやさ、かの忌わしい「もんじゅ」がメルト・ダウンして日本に住めなくなると言われようが――
僕はチェルノブイリの村人達と同じく――
ここから去ることは――
――ない。
――僕はお前らの、おためごかしの言葉に殺されはしネエ。(多襄丸風に)
――僕は僕の意思で死ぬ。
――ふざけんじゃネエ!(忌野清志郎風に)