アムール句会200回記念 二首 山本幡男
[やぶちゃん注:昭和29(1954)年3月末。200回目のアムール句会が行われる。最早、病床重篤の山本幡男は参加出来なかった。句会の後に報告と見舞いを兼ねて、夜、森田市雄が訪れた際、森田に句会の間に出来たと言って幡男が示した二首。]
韃靼の野には咲かざる言の葉の花咲かせけりアムール句会
空前のシベリア句集を編むべきは春の大和に編むべかりけり
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