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世界は退屈で 一人ひとりが 己れの仮象された義務と恣意的な悲哀の中に埋没し そのまま虚無を演じてる――そうして 一人ひとりが そのことをまるで知らない――「人類はこれで終わる」ということも知らないのだ――「先生」が言ったあの言葉は それだったのでないか?!