鈴木しづ子 三十三歳 昭和二十七(一九五二)年七月五日附句稿二百七十四句より(2) 牡丹得て人のごとくに吻づける
牡丹得て人のごとくに吻づける
ある日――独居の家に高価な牡丹の花を買(こ)うて戻る――活けた牡丹に対坐して冷えた夕餉を摂るしづ子の牡丹(一部の句には芍薬ともある)句群三十四句より。
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