鈴木しづ子 三十三歳 昭和二十七(一九五二)年七月五日附句稿二百七十四句より(4) 擦るマツチ戰いの前と後を生
擦るマツチ戰いの前と後を生
この句から始まる「擦るマツチ」「マツチ擦る」「擦りしマツチ」句群が十一句続く。下五は「いく」と読ませるか。この句は、この連作中に「いくさ前の生活おもふや擦るマツチ」という句があることから、第二次世界大戦の前後のしづ子自身の生き様を一瞬の儚いマッチの炎の点灯と消滅の中に見てとっているのだということが分かる。
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