鈴木しづ子 三十二歳 昭和二十七(一九五二)年四月十五日附句稿二百十七句より(2) 手の裡の夜店戻りの鏡かな
手の裡の夜店戻りの鏡かな
しづ子の淋しい瞳――しづ子の掌の中の小さな丸い手鏡の中――春の夜の夜店のアセチレンの匂いとともに…
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