鈴木しづ子 三十二歳 昭和二十七(一九五二)年三月三十日附句稿百五十六句より(3) 霧たてばおのれならざる思の狂ひ
霧たてばおのれならざる思の狂ひ
ハリー・クラッケ追悼句群の一句。人影は霧の中へ――そして中七の「おのれならざる」の思惟――下五の「しのくるひ」が読む者に対して――詠むしづ子の胸の裂ける思いを――ざっくりと――突き立てる――
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霧たてばおのれならざる思の狂ひ
ハリー・クラッケ追悼句群の一句。人影は霧の中へ――そして中七の「おのれならざる」の思惟――下五の「しのくるひ」が読む者に対して――詠むしづ子の胸の裂ける思いを――ざっくりと――突き立てる――