鈴木しづ子 三十六歳 『樹海』昭和三十一(一九五六)年八月号しづ子詐称投句全掲載句
東京のからたち芽吹く頃と思ふ
すべて星月ひかりの甍おく
鵙鳴くや沼に棄て來し戀ひとつ
そびらにて春の霜の葉吹かるるか
おのおのの葉のいのちささげて月に光らふ
三句目――鵙鳴くや沼に棄て來し戀ひとつ――SEもロケーションも完璧――泉鏡花の「沼夫人」だ――私好みの句である――
« 京都で一人 | トップページ | 浦沢直樹 プルートゥ ノース2号の巻 個人授業 »
東京のからたち芽吹く頃と思ふ
すべて星月ひかりの甍おく
鵙鳴くや沼に棄て來し戀ひとつ
そびらにて春の霜の葉吹かるるか
おのおのの葉のいのちささげて月に光らふ
三句目――鵙鳴くや沼に棄て來し戀ひとつ――SEもロケーションも完璧――泉鏡花の「沼夫人」だ――私好みの句である――