僕の聴きたい武満徹の「小さな空」
レチタテーィヴォを男女合唱の男性を抑制した極めて幽かなハミング形で これを前後に挟む 例えばこんな(あくまで「こんな」)やつ
歌唱部はテルツ少年合唱団から招聘し、テッテ的に日本語のイントネーションで歌ってもらうことを教え込む(バリトンもソプラノもだめなんだ、職業歌手の安定的な「力量」をもった声はこの曲に、実は「全く合わない」のだ)。
その歌詞も「十全に」理解した少年に――たった独りで唄ってもらう――
勿論、たった一人選ぶなら、
ピアノは舘野泉氏以外には考えられない――舘野さん――弾いて呉れませんか?
――これで――聴きたいんだ、僕は