新編鎌倉志卷 全巻テクスト化終了
「新編鎌倉志卷之八」の本文テクスト化を終了した。序文や跋などが残るが、これを以て一年余の作業に一つの区切りがついた。始めた時は、母はまだ生きていた。母が天に召されて、この作業の只中に僕の世界は変わってしまった。だから、僕には忘れ難いテクストである。ただ、「巻之一」と「卷之二」には――正に母のALSの急性期であったから――殆んど注を附していない。これからその注作業に入ろうと思っている。
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