教え子による芥川龍之介「上海游記」追跡
上海在住の教え子による、
芥川龍之介「上海游記」追跡
が僕の手元にメールで舞い込んだ。芥川龍之介の「上海游記」に現れた上海での行動を追って(リンク先は私の全注釈テクスト)、現代の上海にシャーロック・ホームズが立ち現われ、鮮やかに龍之介の影を撮って、彼の立った、彼の居た、彼の寝た所を同定してゆく。推理綿密、写真満載、心底鳥肌、ぞわぞわ戦慄感銘した!――
まずは、ちょっとだけよ♡――
――芥川龍之介は上海上陸早々、湿性肋膜炎のために現地の里見病院に入院するが、上の写真はその現在も残る旧里見病院の建物内の、ある一室を撮影したものである――