芥川龍之介中毒症禁断症状発症による「或るテクスト」化始動告知
同時代人の芥川評や宇野浩二の「芥川龍之介」全テクスト化、『支那游記』群の注釈追加と、芥川龍之介の周辺にはずっと触れてきてはいるものの、暫く、肝心の芥川龍之介自身のテクストに――触れていない――多分、最後は去年の11月17日、ブログ330000アクセス記念の「素描三題 附草稿(「仙人」)」が最後だ……
現在、本ブログで更新している5つのテクスト、「耳嚢巻之四」「河童曼荼羅」「鎌倉攬勝考巻之四」「畑耕一句集 蜘蛛うごく」「生物学講話」の他、気の遠くなるような「道成寺現在鱗」(未だ一段さえ打ち終えていない)の、都合6種を同時進行のアンガジュマン(自己拘束)としているが……
どうも鬱々としてきたのだ……
いけない……
先月ぐらいから、宿痾の……
芥川龍之介中毒症の……その禁断症状がはっきりと現れてきたのだ……
こればかりは……僕の糖尿病と同じだ……
対症療法しか――ない――
本日より――
芥川龍之介の――「或るテクスト」化に――入ることとする――
この症状には、ある特徴があるのだ……
ネット上に存在するテクストと類似のものを(但し、これは僕の絶対のポリシーであるが、僕の殆んど総てのテクストは、その公開時点に於いて、既存のネット上テクストに同じものはないことを断言しておくが)、譬え、存在しない正字正仮名遣テクストにしたり、僕のオリジナルな注釈を施したり、草稿や未定稿、典拠原典を附したりしても……
直きに、症状が戻ってくるのだ……寧ろ、悪化すると言ってもよい……
だから……
無論、ネット上には現存しないもの……とだけ申し上げておこう……
……ゆるりと……お待ちあれ……♪ふふふ♪