一言芳談 三十七
三十七
敬佛房(きやうぶつばう)、三心(さんじん)をば、ならひて具(ぐ)するものとな習(ならひ)そ。
〇三心をば、うちかたぶきて念佛すれば、自然(じねん)に三心はそなはるなり。是を行具(ぎやうぐ)の三心といふ。語燈錄を見るべし。
[やぶちゃん注:「三心」は既出。「二十八」参照。
「語燈錄」「黒谷上人語燈録」。道光の編になる法然の法語や遺文を集めた書。全一八巻。文永一一(一二七四)年成立。「漢語灯録」「和語灯録」「拾遺」から成る。]
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三十七
敬佛房(きやうぶつばう)、三心(さんじん)をば、ならひて具(ぐ)するものとな習(ならひ)そ。
〇三心をば、うちかたぶきて念佛すれば、自然(じねん)に三心はそなはるなり。是を行具(ぎやうぐ)の三心といふ。語燈錄を見るべし。
[やぶちゃん注:「三心」は既出。「二十八」参照。
「語燈錄」「黒谷上人語燈録」。道光の編になる法然の法語や遺文を集めた書。全一八巻。文永一一(一二七四)年成立。「漢語灯録」「和語灯録」「拾遺」から成る。]