一言芳談 五十七
五十七
有云(あるひといはく)、解脱上人、食事の氣味(きみ)覺(おぼゆ)るをいたみて、調へたる物に水を入れたまひき。
[やぶちゃん注:「解脱上人」貞慶。既出。「十二」注参照。
「氣味覺る」美味い不味いという「味」が分かる。
「いたむ」苦痛に感じる。苦に病む。]
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五十七
有云(あるひといはく)、解脱上人、食事の氣味(きみ)覺(おぼゆ)るをいたみて、調へたる物に水を入れたまひき。
[やぶちゃん注:「解脱上人」貞慶。既出。「十二」注参照。
「氣味覺る」美味い不味いという「味」が分かる。
「いたむ」苦痛に感じる。苦に病む。]