一言芳談 一〇五
一〇五
又云、稱名念佛は、樣(やう)なきを樣とす。身の振舞、心の善惡をも沙汰せず。懇(ねんごろ)に申せば、往生するなり。
〇樣なきを樣とす、申し樣なり。念佛申すには何の沙汰もなし。
〇身の振舞、士農工商、萬のいとなみ。
〇心の善惡、煩悩妄念のおこるおこらぬなり。
〇沙汰、取捨の義なり。
[やぶちゃん注:「樣」決まった型。
「沙汰せず」全く問題ではない。]
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一〇五
又云、稱名念佛は、樣(やう)なきを樣とす。身の振舞、心の善惡をも沙汰せず。懇(ねんごろ)に申せば、往生するなり。
〇樣なきを樣とす、申し樣なり。念佛申すには何の沙汰もなし。
〇身の振舞、士農工商、萬のいとなみ。
〇心の善惡、煩悩妄念のおこるおこらぬなり。
〇沙汰、取捨の義なり。
[やぶちゃん注:「樣」決まった型。
「沙汰せず」全く問題ではない。]