内部への瞳孔 萩原朔太郎
●内部への瞳孔
友人もなく、社會もなく、全くの孤獨でゐるところの人々は、だれでも必然にすぐれた心理學者になるであらう。なぜといつて彼の觀照し得る世界は、彼自身の内部から抽象する外にないのであるから。
[やぶちゃん注:昭和四(一九二九)年第一書房刊のアフォリズム集「虚妄の正義」の「孤獨と社交」の巻頭。]
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●内部への瞳孔
友人もなく、社會もなく、全くの孤獨でゐるところの人々は、だれでも必然にすぐれた心理學者になるであらう。なぜといつて彼の觀照し得る世界は、彼自身の内部から抽象する外にないのであるから。
[やぶちゃん注:昭和四(一九二九)年第一書房刊のアフォリズム集「虚妄の正義」の「孤獨と社交」の巻頭。]