無意義なる人生 萩原朔太郎
無意義なる人生 どんな眞面目な仕事も、遊戲に熱してゐる時ほどには、人を眞面目にし得ない。――といふ事實ほど、人生の不眞面目と無意義を語るものはない。
[やぶちゃん注:大正十一(一九二二)年アルス刊のアフォリズム集「新しき欲情」の「254」。]
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無意義なる人生 どんな眞面目な仕事も、遊戲に熱してゐる時ほどには、人を眞面目にし得ない。――といふ事實ほど、人生の不眞面目と無意義を語るものはない。
[やぶちゃん注:大正十一(一九二二)年アルス刊のアフォリズム集「新しき欲情」の「254」。]