極光 萩原朔太郎
極光
懺悔者の背後には美麗な極光がある。
[やぶちゃん注:大正一二(一九二三)年七月新潮社刊の詩集「蝶を夢む」の掉尾に配された「散文詩 四篇」(『「月に吠える」前派の作品』という添書きを持つ)の掉尾。恐ろしいまでのストイックな截ち入れである。以上四篇を私は青年萩原朔太郎の『月に吠える』の時代との、哀しい決別のための遺書であるように思われてならない。]
« 懺悔者の姿 萩原朔太郎 (正規表現版・「極光」原形) | トップページ | 一言芳談 一三六 »
極光
懺悔者の背後には美麗な極光がある。
[やぶちゃん注:大正一二(一九二三)年七月新潮社刊の詩集「蝶を夢む」の掉尾に配された「散文詩 四篇」(『「月に吠える」前派の作品』という添書きを持つ)の掉尾。恐ろしいまでのストイックな截ち入れである。以上四篇を私は青年萩原朔太郎の『月に吠える』の時代との、哀しい決別のための遺書であるように思われてならない。]