わが少女捕虜のごとくくゝられて鞭もて打たれ泣きたしといふ 萩原朔太郎
わが少女捕虜(とりこ)のごとくくゝられて
鞭もて打たれ泣きたしといふ
[やぶちゃん注:底本の「萩原朔太郎全集」第十五巻所収の「ソライロノハナ」の歌群「何處へ行く」の章の「その日頃」という下位歌群標題の巻頭の一首。「ソライロノハナ」のみに載る短歌。]
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わが少女捕虜(とりこ)のごとくくゝられて
鞭もて打たれ泣きたしといふ
[やぶちゃん注:底本の「萩原朔太郎全集」第十五巻所収の「ソライロノハナ」の歌群「何處へ行く」の章の「その日頃」という下位歌群標題の巻頭の一首。「ソライロノハナ」のみに載る短歌。]