鬼城句集 夏之部 雷
雷 北山に雷を封せよ御坊達
雷の落ちてけぶりぬ草の中
北山の遠雷や湯あみ時
[やぶちゃん注:「遠雷」は「とほかみなり」と訓じているか考えられない。]
雷落ちて火になる途上かな
吹落す樫の古葉の雷雨かな
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雷 北山に雷を封せよ御坊達
雷の落ちてけぶりぬ草の中
北山の遠雷や湯あみ時
[やぶちゃん注:「遠雷」は「とほかみなり」と訓じているか考えられない。]
雷落ちて火になる途上かな
吹落す樫の古葉の雷雨かな