ホロホロ鳥 一首 中島敦
ホロホロ鳥
ホロホロとホロホロ鳥が鳴くといふ霜降色の胸ふくらせて
[やぶちゃん注:「河馬」歌群の一。
「ホロホロ鳥」キジ目ホロホロチョウ科ホロホロチョウ Numida meleagris。アフリカに棲息する。全長約五三センチメートル。胴体は黒い羽毛に覆われ(但し、家畜化されたホロホロチョウの羽色は白・茶色・灰色など様々)、白い斑点が入る。頭部には羽毛がなく、ケラチン質に覆われた骨質の突起がある。また咽頭部には赤や青の肉垂がある。雌雄はよく似ているが、肉垂と頭部の突起は雄の方が大きい。草原や開けた森林等に生息し、昼間は地表にいるが、抱卵中のメスを除き夜間は樹上で眠る。群れを形成して生活し、二〇〇〇羽以上もの大規模な群れが確認されたこともある。横一列になって採食を行ったり、雛を囲んんで天敵から遠ざけるような形態をとることもある。繁殖期になるとオスは縄張りを持ち、群れは離散する。危険を感じると警戒音をあげたり走って逃げるが、短距離であれば飛翔することも可能(一般には飛べない鳥とされる)。和名は鳴き声が「ホロ、ホロ」と聞こえることに由来する(以上はウィキの「ホロホロチョウ」に拠った)。]

