のすかい 北原白秋
堀(ほり)のバンコをかたよせて
なにをおもふぞ花(はな)あやめ、
かをるゆふべにしんなりと
ひとり出て見る花あやめ。
(註)のすかい(色を賣る女) バンコ(緣臺、おらんだ語)
*
白秋民謡集「のすかい」(昭和4(1929)年2月刊)より。『d-score 楽譜 - 作曲白秋民謡集「のすかい」 北原白秋』』を参照したが、「縁」を正字化した。
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堀(ほり)のバンコをかたよせて
なにをおもふぞ花(はな)あやめ、
かをるゆふべにしんなりと
ひとり出て見る花あやめ。
(註)のすかい(色を賣る女) バンコ(緣臺、おらんだ語)
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白秋民謡集「のすかい」(昭和4(1929)年2月刊)より。『d-score 楽譜 - 作曲白秋民謡集「のすかい」 北原白秋』』を参照したが、「縁」を正字化した。