鬼城句集 夏之部 菖蒲
菖蒲 菖蒲かけて雀の這入る庇かな
[やぶちゃん注:「菖蒲かけて」の「菖蒲」は「あやめ」と訓ずる。「軒(のき)の菖蒲(あやめ)」、端午の節句に軒に菖蒲飾りを施す景を言う。疫病除けの呪(まじな)いとして軒先に刺し垂らす。滅多に見ることがなくなった。京男氏のブログ「京男雑記帳」の写真で京のその風情を味わえる。]
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菖蒲 菖蒲かけて雀の這入る庇かな
[やぶちゃん注:「菖蒲かけて」の「菖蒲」は「あやめ」と訓ずる。「軒(のき)の菖蒲(あやめ)」、端午の節句に軒に菖蒲飾りを施す景を言う。疫病除けの呪(まじな)いとして軒先に刺し垂らす。滅多に見ることがなくなった。京男氏のブログ「京男雑記帳」の写真で京のその風情を味わえる。]