みちのほとりをゆく 大手拓次
みちのほとりをゆく
わたしは みちのほとりをあるいてゆく、
むなしさをとらへて
そこはかとなくかくれるしのびねのやうに、
わたしは とほいくらさに咲(さ)きながら、
みちのほとりを日(ひ)ごと日(ひ)ごとにあるいてゆく。
« 鬼城句集 夏之部 薔薇 | トップページ | チビの歌 十八首 中島敦 »
みちのほとりをゆく
わたしは みちのほとりをあるいてゆく、
むなしさをとらへて
そこはかとなくかくれるしのびねのやうに、
わたしは とほいくらさに咲(さ)きながら、
みちのほとりを日(ひ)ごと日(ひ)ごとにあるいてゆく。