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2013/09/24

日本その日その日 E.S.モース(石川欣一訳) 第二章 日光への旅 6 宿屋の子らとのお絵描き遊び

 旅館に於る我々の部屋の清潔さは筆ではいい現わし得ない。これ等の部屋は二階にあって広い遊歩道に面していた。ドクタア・マレーのボーイ(日本人)が間もなく我々のために美事な西洋料理を調理した。我々はまだ日本料理に馴れていなかったからである。ここで私は宿屋の子供やその他の人々に就いての、面白い経験を語らねばならぬ。即ち私は日本の紙に日本の筆で蟾蜍(ひきがえる)、バッタ、蜻蛉(とんぼ)、蝸牛(かたつむり)等の絵を書いたのであるが、子供達は私が線を一本か二本引くか引かぬに、私がどんな動物を描こうとしているかを当てるのであった。

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