噴水の上に眠るものの聲 大手拓次 《第6連》
ひとつの言葉に身を投げかけることは、恰も草木の生長の貌である。そこに芽はひらき、葉はのびあがり、いそいそと地に乳をもとめるのである。この幸福は無限の芳香をもつ。
[やぶちゃん注:「いそいそ」の後半は底本では踊り字「〱」。]
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ひとつの言葉に身を投げかけることは、恰も草木の生長の貌である。そこに芽はひらき、葉はのびあがり、いそいそと地に乳をもとめるのである。この幸福は無限の芳香をもつ。
[やぶちゃん注:「いそいそ」の後半は底本では踊り字「〱」。]
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