この村の人は猿なり冬木立 蕪村 萩原朔太郎 (評釈)
この村の人は猿なり冬木立
田も畠も凍りついた冬枯れの貧しい寒村。窮迫した農夫の生活。さうした風貌の一切が「猿なり」といふ言葉で簡潔によく印象されてる。
[やぶちゃん注:昭和一一(一九三六)年第一書房刊「郷愁の詩人與謝蕪村」の「冬の部」より。]
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この村の人は猿なり冬木立
田も畠も凍りついた冬枯れの貧しい寒村。窮迫した農夫の生活。さうした風貌の一切が「猿なり」といふ言葉で簡潔によく印象されてる。
[やぶちゃん注:昭和一一(一九三六)年第一書房刊「郷愁の詩人與謝蕪村」の「冬の部」より。]
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