噴水の上に眠るものの聲 大手拓次 《第12連》
ひとつの言葉は草の葉である。その上の螢である。その光である。光のなかの色である。色のまばたきである。まばたきの命である。消なば消ぬがのたはむれに似てゆらびく遠い意志である。
[やぶちゃん注:第十二連の「ゆらびく」は「搖ら曳く」で、ゆれて棚引くの意。
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ひとつの言葉は草の葉である。その上の螢である。その光である。光のなかの色である。色のまばたきである。まばたきの命である。消なば消ぬがのたはむれに似てゆらびく遠い意志である。
[やぶちゃん注:第十二連の「ゆらびく」は「搖ら曳く」で、ゆれて棚引くの意。
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