閣に座して遠き蛙をきく夜哉 蕪村 萩原朔太郎 (評釈)
閣に座して遠き蛙をきく夜哉
「閣」といふので、相應眺望の廣い、見晴しの座敷を思はせる。情感深く、詩味に溢れた名句である。
[やぶちゃん注:昭和一一(一九三六)年第一書房刊「郷愁の詩人與謝蕪村」の「春の部」より。]
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閣に座して遠き蛙をきく夜哉
「閣」といふので、相應眺望の廣い、見晴しの座敷を思はせる。情感深く、詩味に溢れた名句である。
[やぶちゃん注:昭和一一(一九三六)年第一書房刊「郷愁の詩人與謝蕪村」の「春の部」より。]
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