鬼城句集 冬之部 初冬
初冬 初冬の日向に生ふる鷄頭かな
蜂の巣のこはれて落ちぬ今朝の冬
猫の眼の螽に早しけさの冬
[やぶちゃん注:「螽」は「いなご」と読む。]
初冬や緋染紺屋の朝砧
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初冬 初冬の日向に生ふる鷄頭かな
蜂の巣のこはれて落ちぬ今朝の冬
猫の眼の螽に早しけさの冬
[やぶちゃん注:「螽」は「いなご」と読む。]
初冬や緋染紺屋の朝砧