つかれたる 心 八木重吉
あかき 霜月の葉を
窓よりみる日 旅を おもふ
かくのごときは ぢつに心おごれるに似たれど
まことは
こころ あまりにも つかれたるゆえなり
[やぶちゃん注:「ゆえ」はママ。正しくは「ゆゑ」。]
« 鬼城句集 冬之部 凍凍 | トップページ | 中島敦の南洋日記の欠落部補填のための昭和16(1941)年11月9日附中島たか宛書簡(詳細注附) »
« 鬼城句集 冬之部 凍凍 | トップページ | 中島敦の南洋日記の欠落部補填のための昭和16(1941)年11月9日附中島たか宛書簡(詳細注附) »
あかき 霜月の葉を
窓よりみる日 旅を おもふ
かくのごときは ぢつに心おごれるに似たれど
まことは
こころ あまりにも つかれたるゆえなり
[やぶちゃん注:「ゆえ」はママ。正しくは「ゆゑ」。]
« 鬼城句集 冬之部 凍凍 | トップページ | 中島敦の南洋日記の欠落部補填のための昭和16(1941)年11月9日附中島たか宛書簡(詳細注附) »