ふるさとの 山 八木重吉
ふるさとの山のなかに うづくまつたとき
さやかにも 私の悔ゐは もえました
あまりにうつくしい それの ほのほに
しばし わたしは
こしかたの あやまちを
讚むるようなきもちになつた
[やぶちゃん注:「悔ゐ」はママ。最終行は、一行字数が制限された底本で、
こしかたの あやまちを 讚むるようなきもちになつた
と表記出来ないことからなされた特殊な改行であろうが、本電子化では底本を「忠実に」再現することに眼目をおくことから、かく標記した。向後、この注は略す。]
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ふるさとの山のなかに うづくまつたとき
さやかにも 私の悔ゐは もえました
あまりにうつくしい それの ほのほに
しばし わたしは
こしかたの あやまちを
讚むるようなきもちになつた
[やぶちゃん注:「悔ゐ」はママ。最終行は、一行字数が制限された底本で、
こしかたの あやまちを 讚むるようなきもちになつた
と表記出来ないことからなされた特殊な改行であろうが、本電子化では底本を「忠実に」再現することに眼目をおくことから、かく標記した。向後、この注は略す。]