斷崖に立ちて 萩原朔太郎
●斷崖に立ちて
今日では、藝術そのものが時代遅れになろうとして居る。
[やぶちゃん注:太字「藝術そのもの」は底本では傍点「●」。昭和四(一九二九)年十月第一書房刊のアフォリズム集「虚妄の正義」の「藝術に就いて」より。「なろう」はママ。初出は昭和四(一九二九)年三月号『新潮』であるが、そこでは本文は、
今日では、藝術そのものが古くなつてる。
である。]
« 美しい 夢 八木重吉 | トップページ | 中島敦 南洋日記 十一月十七日 »
●斷崖に立ちて
今日では、藝術そのものが時代遅れになろうとして居る。
[やぶちゃん注:太字「藝術そのもの」は底本では傍点「●」。昭和四(一九二九)年十月第一書房刊のアフォリズム集「虚妄の正義」の「藝術に就いて」より。「なろう」はママ。初出は昭和四(一九二九)年三月号『新潮』であるが、そこでは本文は、
今日では、藝術そのものが古くなつてる。
である。]