橋本多佳子句集「海燕」 昭和十年 日輪と龍舌蘭
日輪と龍舌蘭
龍舌蘭咲きて大きな旱り來ぬ
龍舌蘭灼けたる地(つち)に葉を這す
高き葉ゆ蜥蜴の尾垂り龍舌蘭
龍舌蘭の花日輪を炎えしめぬ
龍舌蘭旱天の花驕り立つ
龍舌蘭旱天の花驕り立つ
龍舌蘭夏天の銀河夜々濃ゆし
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[やぶちゃん注:栞を差し違えていることに気づかず、かなりの句を抜かして電子化していたことに、愚かにも先ほど気づいた。飛ばした箇所まで立ち戻って、削除し、これより仕切り直して、既公開部分まで辿り着こううと存ずる。本カテゴリをお読み戴いている方々、失礼した。悪しからず。暫くお待ちあれ。]

