鬼城句集 冬之部 蠣
蠣 蠣苞にうれしき冬のたよりかな
[やぶちゃん注:「蠣苞」は「かきづと」と読む。「苞」は「包む」と同語源で、藁などを束ねてその中に食品を包んだ藁苞(わらづと)の謂い。そこから転じて、それぞれの土地の産物、旅の土産の意となった。牡蠣を送ってくれた相手への挨拶句。]
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蠣 蠣苞にうれしき冬のたよりかな
[やぶちゃん注:「蠣苞」は「かきづと」と読む。「苞」は「包む」と同語源で、藁などを束ねてその中に食品を包んだ藁苞(わらづと)の謂い。そこから転じて、それぞれの土地の産物、旅の土産の意となった。牡蠣を送ってくれた相手への挨拶句。]