今ぞ世は驚かれぬるパン神の領かたまたま堪へぬ寂寞(しゞま)に。 萩原朔太郎
今ぞ世は驚かれぬるパン神の領かたまたま堪へぬ寂寞(しゞま)に。
[やぶちゃん注:『坂東太郎』第三十九号(明治三七(一九〇四)年七月発行)に掲載された「夏衣」の前書を持つ八首の第六首。萩原朔太郎満十七歳。「たまたま」の後半は踊り字「〱」。
詩人の歎きというか、猥雑なる外界との断絶感は分かるが、私が馬鹿なのか、今一つ、「パン神の領か」が指弾している対象の核心が今一つ見えてこない。どなたか、是非、御教授を願いたい。]
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