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2014/02/19

第一版新迷怪国語辞典 始動 / あ

ブログ・カテゴリ「第一版新迷怪国語辞典」(藪野直史編)を創始する。

見出し語は太字で示し、意味は適宜改行する。

これによって五十七歳の私の新しい絶対に完成し得ないプロジェクトを新たに始めるのである。一部では大槻文彦編「言海」などの個性的な辞書を参考にしつつ、オリジナルの「悪魔の辞典」を目指すが、完成は出来ないであろう。それでよい。そんなものが欲しかった。――それだけのことです――

 

 

五十音図あ行第一段の仮名で国語学では「後舌の広母音」という。

人間の幼児(それも如何なる人種に於いても、と推測してよい)が最初に発するであろう確率の最も高い音。

それは何かを発見したり、初めて認識したりして驚いたり、若しくは喪失したりする要因に基づくものである。

とすれば「あ」とは辞書の初めであるのみならず、ヒトが最初に発音するところの感情的にして知性的な「音」の原器である。問題はそれが「発見」とその発見による所有欲の「認識」とその速やかな「喪失」に関わるものであることである。

「あ」は従って常に発見と喪失と同義の原音に他ならない。

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