草に すわる 八木重吉
わたしの まちがひだつた
わたしのまちがひだつた
こうして 草にすわれば それがわかる
[やぶちゃん注:一行目と二行目の違いは朗読を愛する者ならば神韻絶妙のものでそれが三行目の搖るぎないリズムの重厚さとマッチする。こういう詩は最も朗読が難しい代わりに最も朗読したくなる麻酔的誘惑を持っている。]
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わたしの まちがひだつた
わたしのまちがひだつた
こうして 草にすわれば それがわかる
[やぶちゃん注:一行目と二行目の違いは朗読を愛する者ならば神韻絶妙のものでそれが三行目の搖るぎないリズムの重厚さとマッチする。こういう詩は最も朗読が難しい代わりに最も朗読したくなる麻酔的誘惑を持っている。]