橋本多佳子句集「信濃」 昭和十七年 Ⅲ
奈良春日神社節分宵宮
万燈籠たかきへたかきへ道いざなふ
[やぶちゃん注:「奈良春日神社節分宵宮」既注。]
万燈籠幽けしひとの歩にあはす
[やぶちゃん注:「幽し」老婆心乍ら、「かそけし」と読む。光や色のかすかで、今にも消えそうなさまをいう。]
身にさして万燈ほのかなるひかり
かぎろへる遠き鐡路を子等がこゆ
春月の明るさをいひ且つともす
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奈良春日神社節分宵宮
万燈籠たかきへたかきへ道いざなふ
[やぶちゃん注:「奈良春日神社節分宵宮」既注。]
万燈籠幽けしひとの歩にあはす
[やぶちゃん注:「幽し」老婆心乍ら、「かそけし」と読む。光や色のかすかで、今にも消えそうなさまをいう。]
身にさして万燈ほのかなるひかり
かぎろへる遠き鐡路を子等がこゆ
春月の明るさをいひ且つともす