橋本多佳子句集「信濃」 信濃抄一 (Ⅲ)/「信濃抄一」了
掌に熱き粥の淸(すが)しさ夏やせて
機銃やみ一本の桔梗露に立つ
[やぶちゃん注:野尻湖周辺に軍の演習場でもあったものか(ネット上の検索では野尻湖周辺では見当たらなかった)。]
驟雨中ききそれし言そのままに
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掌に熱き粥の淸(すが)しさ夏やせて
機銃やみ一本の桔梗露に立つ
[やぶちゃん注:野尻湖周辺に軍の演習場でもあったものか(ネット上の検索では野尻湖周辺では見当たらなかった)。]
驟雨中ききそれし言そのままに