橋本多佳子句集「信濃」 昭和十八年 Ⅸ 信濃抄四(5)
四日市に誓子先生をお訪ひする 五句
つゆじもや發つ足袋しろくはきかふる
ほのぼのと襟あたたかし石蕗も日に
濤うちし音返りゆく障子かな
[やぶちゃん注:「濤」は底本の用字。]
砂をゆく歩々の深さよ天の川
濤ひびく障子の中の秋夜かな
[やぶちゃん注:「濤」は底本の用字。]
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四日市に誓子先生をお訪ひする 五句
つゆじもや發つ足袋しろくはきかふる
ほのぼのと襟あたたかし石蕗も日に
濤うちし音返りゆく障子かな
[やぶちゃん注:「濤」は底本の用字。]
砂をゆく歩々の深さよ天の川
濤ひびく障子の中の秋夜かな
[やぶちゃん注:「濤」は底本の用字。]