« 杉田久女句集 144 訪れて山家は暗し初時雨 | トップページ | 篠原鳳作句集 昭和九(一九三四)年七月 »
百日紅つかれし夕べむらさきに
曼珠沙華ひそかに息をととのふる
早稻の香のしむばかりなる旅の袖
筆洗ふ蜩とみに減りしよと