橋本多佳子句集「信濃」 昭和十八年 Ⅲ
枯萩を人焚き昏るる吾も昏る
枯萩の焰ましろくすぐをはる
[やぶちゃん注:「焰」は底本の用字。]
木枯のひととき夕燒つのり來る
ひばり野やあはせる袖に日が落つる
水打つてけふ紅梅に夕凍てず
[やぶちゃん注:「夕凍」は一般には「夕凍(ゆふし)む」で、夕暮れ時、対象が氷結してしまうような寒さやその氷結してしまう、若しくはそうした感じに見える、感じることをいう語と思われるが、ここは「ゆふいてず」と訓じている。]
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枯萩を人焚き昏るる吾も昏る
枯萩の焰ましろくすぐをはる
[やぶちゃん注:「焰」は底本の用字。]
木枯のひととき夕燒つのり來る
ひばり野やあはせる袖に日が落つる
水打つてけふ紅梅に夕凍てず
[やぶちゃん注:「夕凍」は一般には「夕凍(ゆふし)む」で、夕暮れ時、対象が氷結してしまうような寒さやその氷結してしまう、若しくはそうした感じに見える、感じることをいう語と思われるが、ここは「ゆふいてず」と訓じている。]