杉田久女句集 195 母病む
母病む
かくらんやまぶた凹みて寢入る母
かくらんに町醫ひた待つ草家かな
痢人癒えてすゝれる粥や秋の蚊帳
夏服や老います母に兄不幸
[やぶちゃん注:「兄不幸」不詳。]
難苦へて母すこやかに障子張る
朝な梳く母の切髮花芙蓉
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母病む
かくらんやまぶた凹みて寢入る母
かくらんに町醫ひた待つ草家かな
痢人癒えてすゝれる粥や秋の蚊帳
夏服や老います母に兄不幸
[やぶちゃん注:「兄不幸」不詳。]
難苦へて母すこやかに障子張る
朝な梳く母の切髮花芙蓉