橋本多佳子句集「紅絲」 凍蝶抄 Ⅱ
箸とるときはたとひとりや雪ふり来る
鴉過ぎ怺へこらへし雪ふり来る
[やぶちゃん注:「怺へ」は「こらへ」と読む。]
雪墜(づ)る音髮を洗ひて眼つむれば
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箸とるときはたとひとりや雪ふり来る
鴉過ぎ怺へこらへし雪ふり来る
[やぶちゃん注:「怺へ」は「こらへ」と読む。]
雪墜(づ)る音髮を洗ひて眼つむれば
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