1982 神奈川県立柏陽高等学校修学旅行栞 表紙 又は 本間珠実への恋文
昨日逢った教え子に見せたら、是非、アップしてほしいと懇願されたによって――
あなた方にはよく理解出來ないかもしれませんが、私が高校時代を過ごした当時(一九七三年)の富山縣では縣立の普通科高校では修學旅行がなかつたのです――
私は敎師になつて初めて「修學旅行」に行つたのです――だから僕は實は修學旅行で生徒を指導するのが厭だつたことを自白します――私は私が高校生だつたらさうしたいだらうと思ふことを誰もがしてゐたからなのです……
この絵……今は亡き私の愛した教え子本間珠実の絵だ――
……たまちゃんは愛らしい純真な子だった――そうして素晴らしい工芸家になったのだった――卒業してからも本郷台の駅でキャリー・バックを転がしながら「せんせ~!」と力いっぱい手を振ってくれた貴女の面影を――僕は生涯、忘れないよ…………
友達だった画家の相野谷さんから貰った遺品の写真――
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