春
(春になつて私は心よくなまけてゐる)
尾形龜之助
私は自分を愛してゐる
かぎりなく愛してゐる
このよく晴れた
春 ――
私は空ほどに大きく眼を開いてみたい
そして
書斎は私の爪ほどの大きさもなく
掌に春をのせて
驢馬に乘つて街へ出かけて行きたい
春天
(春天到了,我尽情悠忽)
作 尾形龟之助
译 心朽窝主人,矢口七十七
我爱着自己
无限地爱着自己
这么晴朗的
春天——
我想要睁开眼睛——辽阔的天空
话说
书房比我指甲还要小
因此我想把春天放在手掌上托着
骑驴子往街上去
*
矢口七十七/摄
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