澄江堂遺珠 扉
詩集
[やぶちゃん注:扉の後にさらに遊び白紙一枚が入って左頁の中央より右寄りに小さく「詩集」。これは印刷ミスではなく、紙を透かして下の次の次の頁の「澄江堂遺珠」の文字が幽かにみえるようにしてあるのである。改頁。]
[やぶちゃん注:左頁に「澄江堂遺珠」。ここにのみ雲竜紙(うんりゅうし:三椏或いは楮の地紙に手ちぎりした楮の長い繊維を散らせて雲形文様を出した和紙。)様の特殊和紙が使用されてある。この扉の「澄江堂遺珠」の独特の味わい深い文字は、末尾の神代種亮の「卷尾に」に『扉の「澄江堂遺珠」の五文字は朝鮮古銅活字より採取したもの』とあり、上記画像の文字自体は著作権を侵害しないことが分かっている。改頁。]
[やぶちゃん注:左頁に。改頁。]
[やぶちゃん注:ここ(ハトロン紙を挟んで左頁)に親友小穴隆一の芥川龍之介の肖像画「白衣」(びゃくえ・大正一一(一九二二)年二科展出品作)が入るが、著作権継続中のため省略する。]